アイスランドラムとは?
★アイスランドラムがEUのPDO認証を取得しました★
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日本から8,500km離れたアイスランド
そんな離れた地で育まれた、ラム嫌いも美味しく食べられると定評のアイスランドラムはどのようにして生まれ、どんな魅力があるのでしょうか。
そしてなぜ、こだわる人に選ばれる食材なのでしょうか。アイスランドラムの4つの魅力ポイントともにご紹介します!
◆古代種
西暦870年、アイスランド人の先祖のヴァイキング(ノルマン人)が現在のアイスランドの地に降り立ち、そのときに一緒に島に羊が持ち込まれたのがはじまりです。品種名は『Icelandic Sheep(アイスランディックシープ)』と呼ばれ、 島に持ち込まれて以来、他の品種との交配がされずに現代まで残った、世界で最も古く純粋な唯一無二の羊の品種です🐑
◆伝統的でサスティナブルな飼育
生産は1年のうち秋の2ヶ月間のみ☝️
春先4,5月に産まれた仔羊はアイスランドの大地で放牧され、秋の9,10月で収獲します。ふつうじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、生産量を増やすため年中生産しているところも多くあります。
しかし、自然保全大国であり羊ファーストのアイスランドでは自然の流れを尊重し、ヴァイキング時代から1100 年以上この生産サイクルで羊を育成、収獲しています。
伝統文化であり、まさに今でいうサステナブルな生産サイクルなんです。
年中通して生産すると、春に育つ羊と冬に育つ羊とでは育ちにバラつきがでてしまうこともありますが、アイスランドラムは季節に沿った飼育サイクルなので、生産数は限られますが、毎年安定した高い品質で、きめ細かく柔らかい肉質、臭みのない上質でおいしいラム肉が生産されます✨
また、伝統といえば秋には収獲祭『Réttir』(レッティル)と呼ばれる行事が行われます。
レッティルでは、羊農家が牧羊犬を連れ、馬に乗って1週間ほどかけて放牧していた羊を集め回ります🐑 そして、耳標で飼い主を識別し、仕分けする作業は農家の家族親戚総出で行われます。最終日には農家以外の人々も集まり、盛大に祝賀会が開かれとても賑わう一大イベントです🙌
↓『Réttir』(レッティル)の様子
◆臭みのないキメの細かい上質な肉質
大自然のなかに放牧され、自然のハーブ、花、ベリー、苔などを自由に食べ、アイスランドのきれいな水を飲んで育ちます🌿💧 また、閉じ込められることのない、ストレスの少ない環境のなかで育つ上、生産の月齢が若い(4-5ヵ月)ため、臭みのない、柔らかくキメの細かい上質な肉質を持つのが特徴です。 アイスランドラムの上品な味わいはラム嫌いでも食べられるとの定評があります✨
◆安心安全の食材
北欧の島国アイスランドは、火山と氷河、フィヨルドが織り成す大自然に囲まれています⛰寒冷な気候、澄んだ空気、きれいで豊かな山水は、疫病や害虫から国土を保護しているため、殺虫剤と除草剤が不要。放牧されている羊はそんなナチュラルで栄養価の高い野生植物、ハーブやベリー、苔類などを食べてストレスなく育ちます🌼 また肥育ホルモン剤の使用が禁止され、抗生物質の使用も厳しく規制されている安心・安全な羊肉です。